今年も金井醸造場さんのワインを購入しました!写真は昨日抜栓した「キャネー甲州」です。
山梨県にある金井さんのワイナリーに数年前訪れたことがあり、それは私たちが自然派ワインを好きになったきっかけにもなりました。
金井さんのワインはどれも押しつけがましさがなくて、やさしくて、日本らしいはかなさ、瑞々しさを感じます。
私のなかでは麻生久美子や本上まなみみたいなイメージでしょうか。
お顔は違いますが、実際お会いした金井さんも、そんな優しげでまっすぐな感じの方でした。
昨日開けた甲州は、かなりドライな印象で、香木みたいな不思議で涼しげな香りがしました。
いつもラベルもとても素敵で、飲むたびに、自分のお店でも絶対扱いたいと思っています!
さて、我が家のベランダのデラウェア&シャルドネちゃんも、すっかり過熟してしまい、酸が無くなったらあれだけ実を狙って来ていた鳥たちも見向きもしなくなってしましました。
鳥も食べ頃とか、こだわるんですねえ!これは新発見でした。
大事にネットを被せて守ってきたものの、いざ食べてみると種ありデラウェアは非常に食べづらく、自分たちがこれだけ面倒くさく感じるのだから人にあげてもたぶん喜ばれないだろうと思われ、ここであることを思いつきました。
ワインを造ろう、と!
今まで地ビール工場でオリジナルビールを造ったり、ウォッカを使ってレモンチェッロを造ったことはあります。
しかしワイン造りは淡い夢ではあるものの、ちょっと高いハードルだったのでした。
ネットで調べるとキットを使ったり、色んな方法があるようなのですが、私は面倒くさいので、とりあえず一番自然な状態、きっと大昔はこんな感じだったであろうというような方法で試してみることに!
というのもこれだという答えは出なかったものの、世の中では結構自作ワインを楽しんでいる方がいっぱいいるようだったので、私もいちかばちかでとりあえず始めることに。
1つは「シュール・リー」的?な方法で、もう1つは「マセラシオン・カルボニック」をイメージしてみました!というかプロに怒られそうなかなり手探りで適当な感じですが!
「美味しくできちゃったらどうしよう、ドキドキ」と思いながら仕込んで今日で3日目、案の定、かびのようなものがふわふわ…
まあ、最初からうまくいくようなものだったらみんな苦労しないで家で作っちゃいますよね!
酵母(かび?)を使った食品作りにハマる、という話をたまに聞きますが、確かに、観察を始めると虫を飼ってるような感覚というか、日々の変化があって面白いです。
どうしたらうまく出来るか、考えたり調べたりしてると結構楽しく、仕組みを知りたいと思う気持ちが自ずとワインアドバイザー試験の勉強の一環にもなるので、ちょっと一石二鳥でもあります。
スティルワインはちょっと繊細で難しそうなので、フォーティファイド系なら成功するかな?と、今いろいろ目論んでいます。
Comments